2021.08.15

【徒然本店】知らない場所へ誘ってくれるアイテム

国立本店メンバーによる連載エッセイ「徒然本店」、今回はからさわがお届けします。

その場に行かないともらえない、その証が記録に残るということに心惹かれるのか、スタンプラリー的なものをみかけると、ついつい集めたくなってしまいます。
そんな私が今少しずつ集めているものは…「御書印」です。

「御書印」とは?

御朱印ではありません御「書」印です。
御朱印の神社が書店になったバージョン、本屋さんで押してもらえる印です。

参加している店舗で押印代(200円程度)を納めると、日付とその店舗ならではの御書印がいただけます。(参加店一覧 https://note.com/goshoin)

こういったことに意欲的なだけあって、参加店舗は面白いお店ばかり。

埼玉県、朝霞駅近くのCHIENOWA BOOK STOREでは毎年ブックカバーコンテストを開催、投票一位となったイラストは1年間、購入時のブックカバーとして使用されます。

CHIENOWA BOOK STOREのオリジナルブックカバーと御書印

西荻窪駅北口の今野書店では、著者の方や編集者さんのフェアをよくおこなっているようで、私が来店した日には、編集者の竹田純さんという方が在店していました。
偶然担当された本を所有していたため、その本の装丁裏話を聞くという貴重な体験をしました。

所有していた本「ベートヴェン捏造」著者:かげはら史帆

普段は行かないところ、知らないところに行ってみたいなと思った時に、スタンプラリー、おすすめです。

おまけ

今もうひとつ気になっているもの、それはマンホールカード
下水道広報プラットホームが地方公共団体と一緒に発行しているもので、裏にはそのデザインの由来が書いてあり、その土地のことを知ることができます。
国立では駅前の旧駅舎で配布中です。

text by KARASAWA
からさわ
本好き会社員
人の想いが見える空間、イベントが好き。
そんな場所に裏方として関わるのが好き。
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