2020.02.15

【2/25読書会】大槻ケンヂ『グミ・チョコレート・パイン』

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今回の課題本は、大槻ケンヂの『グミ・チョコレート・パイン』です。本書は、著者の高校時代を描いた半自伝的作品。

著者は、ハードロックバンド・筋肉少女帯のボーカル、俳優、そして小説家として知られています。

グミ・チョコレート・パインは、こんな序文から始まります。

“「オレはダメだな~」と思っている
総ての若きボンクラ野郎どもへ、
心からの心を込めて、本作を贈る。”

1966年生まれで80年代を青春時代として過ごした著者の風景は、わたしたちにどのように映るでしょうか。彼のファンは、親しみを込めて彼をオーケンと呼びます。

・・・

もしかすると、若いころに本書を読んだ方は読み返すのに多少の抵抗があるかもしれません。実は、メンバーのひとりも久しぶりに読み返して動揺…。その様子がとても面白かったのです。それほどまでに多くの若者に寄り添い影響を与えた小説だったと言えるのでしょう。

そこで今回は、こんな問いかけをしてみたいと思います。

あなたにとってのグミ・チョコレート・パインとはなんですか?

それは、グミ・チョコレート・パインそのものだったり、歌だったり、映画だったり、あるいは別の小説、ということもあるでしょう。

総てのボンクラ野郎、ボンクラガールのご参加をお待ちしています!

日 時:2/25(火)20:00 – 22:00
場 所:国立本店
入場料:無料
内 容:読書会
参加方法:FACEBOOKイベントページの参加ボタンを押す。
またはこのページの下の国立本店のWEBページ入力フォームから

*これまでに国立本店読書会で読んだ本*
・本の未来を探す旅 台北(内沼晋太郎・綾女欣伸)
・折りたたみ北京(ケン・リュウ編集)
・服従(ミシェル・ウエルベック)
・天安門(リービ英雄)
・犬婿入り(多和田葉子)
・地下鉄道(コルソン・ホワイトヘッド)
・野火(大岡昇平)
・少年が来る(ハン・ガン)
・雨月物語(上田秋成)
・わたしの名は赤(オルハン・パムク)
・人間・この劇的なるもの(福田恆存)
・灯台へ(ヴァージニア・ウルフ)

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