第6回くにたちコミュニティ・リーディング
【オープンマイク朗読は定員に達しました。観覧のみの場合はまだ参加可能です】
国立在住の詩人、そして映画監督でもある福間健二さんとの出会いで始まったくにたちコミュニティリーディング、今回で第6回目です。
これまで福間健二さんと、同じく詩人の文月悠光さんが交互にゲストを迎えてお話するスタイルでやってきました。
ゲストも混ざったオープンマイクの朗読もいつも多様で魅力的です。
今回は福間健二さんがゲストを迎える会。
ゲストは歌人で英文学者の大田美和さんです。
歌人としての大田さんは学生時代に朝日新聞歌壇欄に短歌を投稿し、 全国に愛読者を獲得、短歌結社「未来」会員で、近藤芳美に師事されていました。
英文学者としての専門は19世紀イギリス小説。研究書『アン・ブロンテ 二十一世紀の再評価』(中央大学出版部、2007年)は、フェミニズム批評によって小説『ワイルドフェル・ホールの住人』と既婚女性の権利獲得運動史を関連付けて論じたものです。
ここ数年は、「歌人近藤芳美と作曲家尹伊桑のポストコロニアルな出会い」の研究 のため、韓国各地、ドイツ、沖縄などを旅して、東アジアと世界の平和に強い関心を持ち 続けた朝鮮半島出身の二人のアーティストの仕事と問題意識を比較検討しているとのこと。
詩人・歌人として時代を見つめてきたお二人、どんなトークになるか大変楽しみです。
豪華なゲストのパフォーマンスも楽しみですが、 お越しいただいたみなさんも主役です。
自作の詩、誰かの詩、ラップや一人芝居、 形になっていないけど伝えたいことを持ちよってください。5分間、ステージで伝えていただけます。
(朗読は8名まで)
【イベント概要】
日時 2019年12月22日(日) 13 :30開場 14:00時開演 17:30 終了
場所 国立本店
申込み ページ下の申込みフォームから金額 2000円(ステージ/観覧のみとも)
※定員20名(朗読は8名まで)と限られておりますので、事前のご予約をお勧めいたします!
ステージに立たれるかたは、受付にてお名前をお申し出ください。その日呼ばれたい名前がいいです。
主催 山口勲
ゲスト
福間健二(ふくま・けんじ)
詩人・映画監督。首都大学東京名誉教授。1949年生まれ。2011年に詩集『青い家』(思潮社)で萩原朔太郎賞と藤村記念歴程賞をダブル受賞。近年の仕事として、詩集『会いたい人』(思潮社)、評伝『佐藤泰志 そこに彼はいた』(河出書房新社)など。翻訳にマイケル・オンダーチェ『ビリー・ザ・キッド全仕事』(白水社Uブックス)など。映画の新作『パラダイス・ロスト』、来春公開。
大田美和(おおた・みわ)
歌人。中央大学教授。1963年生まれ。80年代後半に朝日新聞歌壇欄で全国に愛読者を獲得、歌集『きらい』(河出書房新社)を出版。2010年に英詩“Bon Appétit”で英国Bridport Prize のSupplementary Prize 受賞。アジア各地の大学にも出講。『大田美和の本』(北冬舎)、『アン・ブロンテ 二十一世紀の再評価』(中央大学出版部)など。来春、思考[エッセイ]集『世界の果てまでも――ひらく、つながる、うまれる』(北冬舎)刊行予定。
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