2019.08.08

【8/15読書会】終戦の日に『野火』を読む

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作家大岡昇平は1944年に召集されフィリピンへ、翌年には米軍の俘虜となりレイテ島収容所に送られます。その体験を書き、作家としての活動をスタートさせます。
8月の読書会では、その大岡昇平の『野火』を取りあげていきます。
結核に冒された主人公の田村一等兵は、五日分の食料を渡されフィリピン戦線から追放されます。そして敵軍のフィリピン人が焚く野火の燃え広がる中を恐怖と飢えに苦しみながら彷徨い、さらには究極の飢餓により人肉(同胞の)を喰らうか否かというところまで追い詰められていく。
人間が極限の状態でひたすらに死と向き合ったときどうなるのでしょうか。
倫理観や罪悪や尊厳や生命や死を問うこの『野火』という作品を、2019年の猛暑の中、みなさんと読みたいと思います。
今回はぜひ、作品を読んできてください。

【概要】
日 時:8/15(木)20:00 – 21:30
場 所:国立本店
入場料:無料
内 容:読書会
参加方法:FACEBOOKイベントページの参加ボタンを押す。
またはこのページの下の国立本店のWEBページ入力フォームから

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