2019.12.19

【1/28読書会】ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』

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第12回 国立本店読書会はヴァージニア・ウルフ『灯台へ』です。

意識の流れを描写する難解な文体が特徴ですが、多くの作家たちに影響を与え、フェミニズムにも重要な足跡を残したモダニスム文学を代表する作家です。

ヴァージニアは1882年1月25日、イギリスのロンドンで誕生しました。13歳で母を亡くし、初めて神経衰弱になります。やがて母代わりだった姉、父も亡くなり再び神経衰弱は悪化していきました。その後、芸術家集団ブルームズベリー・グループと出会い、作風にも大きな影響を受けます。そしてグループのメンバーであったレナード・ウルフと結婚しました。

1917年にウルフ夫妻は印刷機を購入し、ホガース・プレスを始めます。ヴァージニア・ウルフやT・S・エリオットなどの作品を印刷出版しました。しかし第二次世界大戦が始まるとヴァージニアの心は沈んでいき、神経衰弱に苦しめられて川に身を投じてしまいました。

今回の課題書『灯台へ』は、ヴァージニア45歳のときの作品です。ラムジー一家は灯台に行こうと計画していましたが叶わず、10年後に再び灯台を目指します。広い海の、絶え間なく揺らぐ波間に立ち、光を放つ灯台。心、生と死、時間、そして距離はどう描かれたでしょうか。

ヴァージニア・ウルフ作品がはじめての方も、さらに深く読みたい方も、
この名著を通して何かを伝え合い、交流できれば幸いです。

日 時:1/28(火)20:00 – 22:00
場 所:国立本店
入場料:無料
内 容:読書会
参加方法:FACEBOOKイベントページの参加ボタンを押す。
またはこのページの下の国立本店のWEBページ入力フォームから

*これまでに国立本店読書会で読んだ本*
・本の未来を探す旅 台北(内沼晋太郎・綾女欣伸)
・折りたたみ北京(ケン・リュウ編集)
・服従(ミシェル・ウエルベック)
・天安門(リービ英雄)
・犬婿入り(多和田葉子)
・地下鉄道(コルソン・ホワイトヘッド)
・野火(大岡昇平)
・少年が来る(ハン・ガン)
・雨月物語(上田秋成)
・わたしの名は赤(オルハン・パムク)
・人間・この劇的なるもの(福田恆存)

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