【「ほんの団地」の物件紹介71 妄想団地508号室】
「妄想団地」には、妄想から生まれた「妄想住人」がいる…
国立市シルバー人材センターに登録し樹木の手入れや大工仕事などをしながら暮らしている。評判は良く、また鹿男さんにお願いしたいとの声も良く聞かれる。しかし裏の顔は、現代も闇に残る裏稼業、仕事人の元締め(西支部)、情に厚く温厚な性格であるが掟には厳しい。
毎月第三火曜日に行われる西支部定例会にはにしがわに住む仕事人たちが集い、定例会後は反省会と称し国立の酒場に繰り出す。
仕事の依頼は1階のポストへ直接投函され、仕事を請負うとLINEで仕事人たちに連絡し召集。
しかし最近では何でもかんでもうらみうらみと仕事を持ち込まれその査定に辟易している。
>> 妄想住人・生みの親:マリオ/ 育ての親(選書):橋場
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