【「ほんの団地」の物件紹介68 妄想団地505号室】
「妄想団地」には、妄想から生まれた「妄想住人」がいる…
組織のものに手配された部屋に来たら周りから見通しの良い団地、そして最上階。「お前にピッタリの部屋だから」だと?私に相応しい部屋は510号室であると分からぬあたり、事情を知らぬ下っ端に手配させたのだろう。まあいい。それにしても、あの茂みにいたネコちゃん、可愛かったな。アタッシュケースにたまたま入れていた煮干しに反応してくれたのかな、嬉しいな…それにしてもこの部屋には本棚しかないのか。どれ…ん?これは!ネ、ネ…!?
>> 妄想住人・生みの親:加藤/ 育ての親(選書):石井
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