【「ほんの団地」の物件紹介41 妄想団地202号室】
「妄想団地」には、妄想から生まれた「妄想住人」がいる…
山梨県出身 父は山梨県庁勤務 母は専業主婦 5歳差の弟一人
子供のころからピアノを習い音楽大学進学を目指す。中央線沿線でしかもちょっとオシャレな雰囲気の国立にあこがれを持ち、進学するなら国立音楽大学、と決めていた。
受験する時に初めて、国立ではなく、立川に大学があることに愕然。国立に下宿したかったものの、堅い父に寮生活を押し切られ、学生時代は国立暮らし叶わず。
ピアノは大好きだが、育った環境から自然と公務員を目指し、卒業後は国立市役所に勤務。
と同時に、妄想団地へ転居、念願の国立市民に。
角、という名字から、角部屋希望だったが空きが無く、仕方なく202号室に住むことになったが、日当たりもよく、気に入っている。
一人暮らしには広い部屋だが、一橋大学進学予定の弟と同居を想定した部屋選び。、両親から家賃補助が出ている。
山梨県出身を誇りとし、ぶどうとワインを愛する。国立のフランス料理のお店で、休日にワインを飲みながらランチをすることを楽しみとしている。
が、ワインは山梨のものが最高という思い込みを払しょくできず、どちらのシェフとも話が合わず、楽しみのはずが、ストレスがたまる一方。
都会に憧れをもっても、ぶどうが好きということが表しいてるように田園がもっとも落ち着く居場所。フレンチで消化不良を起こした後は、自分を取り戻しに谷保へ。
社会人となってもピアノが好きな事には変わりなく、職場には内緒で休日は近所の子供向けにピアノ教室を開いている。とはいえ、あくまでも趣味の一環、あこがれの国立で、市役所に勤務していることに誇りを持っている。
夜空星空に関する本を読むことが好き。そんなことから、名前に夜の文字が入っていることを、とても気に入っている。
>> 妄想住人・生みの親:冨上 / 育ての親(選書):野澤
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