2019.07.13

【7/30読書会】コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』

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2016年にアメリカで刊行され、ピュリッツァー賞、全米図書賞、アーサー・C・クラーク賞を受賞した『地下鉄道』。
奴隷の少女が南部の農園から北部へ自由を求めて地下鉄道で逃亡しながらも、奴隷狩り人に追われる逃亡譚。この作品は、歴史改変SFエンターテインメントであり、黒人文学史が紡いできたテーマに正面から取り組むノンフィクションであるとも言えるかもしれません。
彼らの歴史を肌感覚で知らない我々は、2019年の今、どのように黒人文学(African-American Literature)を読めるでしょうか。文化、人種差別、宗教、奴隷制、家庭感覚、人種差別、移民、フェミニズムと、テーマは多岐に渡ります。抑圧からどのような創造性が生まれたのか。

そして、今回のサウンドトラックは、2018年にピューリッツァー賞を受賞したHIP HOPアーティスト、ケンドリック・ラマーのアルバム『Damn.』です。「現代を生きるアフリカ系アメリカ人の複雑な人生を捉え、土地や文化に根付く本物の言葉やリズムのダイナミズムを統合した」と称えられた彼の創造性は、確実に黒人文学史に位置づけられることでしょう。「ブラック・ノイズ研究会」との共催です。

ぜひ、気軽にご参加ください。

【概要】
日 時:7/30(火)20:00 – 21:30
場 所:国立本店
入場料:無料
内 容:読書会
参加方法:FACEBOOKイベントページの参加ボタンを押す。
またはこのページの下の国立本店のWEBページ入力フォームから

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