2019.05.11

【5/21読書会】多和田葉子『犬婿入り』

vol4_B

今回の読書会は国立本店のある国立市ゆかりの小説家、多和田葉子さんを取り上げます。

多和田葉子さんは国立育ちの小説家で、国立第五小学校、国立第一中学校、都立立川高校という国立育ちぶりです。世界的に評価されている多和田さんはドイツ在住で、日本語とドイツ語で執筆してます。ドイツの文学賞「クライスト賞」を受賞するなど、複数の言語で表現し、かつそれぞれの言語で高い評価を得ていることは多和田さんの大きな特徴です。多和田さんは『エクソフォニー 母語の外へ出る旅』という本を出されているように、複数の言語で書くということに独特の思いが感じられます。講演で多和田さんは、高校時代の国立から立川へ通学が自分にとっての最初の越境だった、と語っています。そんなことから多和田さんの創作活動において、国立という街の存在は作品にも強く影響しているようにも感じられます。

今回の読書会で取り上げるのは芥川賞受賞作となった『犬婿入り』です。『犬婿入り』はとある団地に住む子どもたちが通う、奇妙な塾が舞台になっています。はっきりと地名は書かれていませんが、この団地は明らかに国立の富士見台団地であり、国立駅周辺は北区、谷保地域は南区という名前で登場します。所々に地域の特徴が書かれていて、住んでいる人には面白く読めるはずです。お話は学習塾を開く独身女性のところに<犬男>が押しかけてきて、共同生活を始めるという筋書きです。少し民話的なところのあるお話で、急にあらわれた犬男から物語が展開していきます。不思議な話なので、どんな場面が気になったか、どう感じ、どう解釈したかを話し合うのも面白いと思います。

事前に読めるか不安...と思った方、読まずに参加もOK。
当日は何か国立らしい食べ物を用意する予定です。

【概要】
日 時:5/21(火)20:00 – 21:30
場 所:国立本店
入場料:無料
内 容:読書会
参加方法:FACEBOOKイベントページの参加ボタンを押す。
またはこのページの下の国立本店のWEBページ入力フォームから

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