2018.08.19

本の未来を探す旅@国立本店

0915イベント
とある出会いからを『本の未来を旅する本 ソウル』という本を作った編集者の綾女欣伸さんとつながりました。
韓国の出版事情について話してもらえないかと頼んだところ快くOKを頂きました。

『本の未来を旅する本 ソウル』出版協力者、かつ韓国で暮らした経験もある国立本店メンバー、原田さんとの対話形式で韓国の出版事情についてお話します。
実際に出版された本もいくつか持ってこられるとのこと。
継続取材中の台湾出版事情についても話してもらえるはず。

【イベント概要】
[日時]2018年9月15日(土)19:30〜21:30
(受付19:00より)
[場所]国立本店
[参加費]1000円
[定員]15名
[申し込み] ページ下の申込フォームから

【『本の未来を旅する本 ソウル』について】

hon-no-mirai-woいま韓国のソウルは空前の「本屋」ブーム。なぜ彼らは「独立」するのか? 出版新世代に話を聞く。
日本から飛行機で少しだけ先、韓国のソウルではいま
毎週のように本屋が生まれ、毎日のように個人が本を出版する。
その多様性を牽引するのは、1980年代生まれが中心の若い世代。
彼らはどんどん独立して、本を通じた活動を広げている。
どうしてこんなに面白いムーブメントが日本で知られていないのだろう?
そこには「本の未来」が転がっているかもしれないのに。
書店主や編集者など、本の現場で果敢に実験を挑む
新世代 20人を訪ねてまわり、ロングインタビューを行なった。(朝日出版社HPより)

 

【綾女欣伸さんについて】

ayame-san
1977年鳥取県生まれ。インディーズ音楽レーベルを経て、編集者(朝日出版社)に。九螺ささら『神様の住所』、武田砂鉄『紋切型社会』、Chim↑Pom『エリイはいつも気持ち悪い』、〈アイデアインク〉シリーズなどを編集。韓国・ソウルの書店や出版社を取材した『本の未来を探す旅 ソウル』(内沼晋太郎氏との共編著)を2017年に刊行。その台北編を2018年秋に刊行予定。
。(朝日出版社HPより)

 

【内容について】

7月に国立本店では「書物と読書」についてのブックトークを開催しました。
そのときには読書の歴史を振り返りながら、今読書することってどうなのか。
前の時代とは違うのかということを考えました。

我々と本の関係は、歴史的な積み重ねのなかで作られてきたものです。
普遍的な出版システムというはおそらく存在しません。
その場その場で関係者の判断で動いた来た側面がある。
だから国によって出版のあり方に違いがあります。

韓国で若い世代を中心に小さな本屋や出版社ができていく様子からは、
本に関わる領域で、経済的な価値でははかれないものを追求するという
思いが隠れているようにも感じます。

なぜ、韓国ではブームになり日本ではならないのか?
もしかして静かなブームは起こっているのか?
他の国はどうなのか?
気になるところです。

本が好き、という人はもちろん
本という存在がもつ可能性と広がりを信じる人
あるいは懐疑的な人も

時代の変化と出版に生まれつつある
多様な動きを感じるまたとない機会です。

ぜひご参加ください。お待ちしています。

[国立本店メンバー 中西]

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