2017.01.05

【今月の10冊】1月:新しいスタートに読みたい本

みなさま、あけましておめでとうございます!

「国立本店」の運営メンバーたちが、月替わりのテーマに合わせて選んだ一冊をおすすめするこのコーナーですが、今年からまた新たにスタートしたいと思います。新年が明けて、みなさまの中にも「新しいことを始めてみよう」「新しい気持ちで挑んでいこう」なんて燃えておられる方も多くいらっしゃることでしょう。そこで今月のテーマは、ズバリ「新しいスタートに読みたい本」です!  今回も、どれも一読に値する本ばかりが集まりました。みなさま、ぜひこれらの本を携えて、今年を素敵な一年にしてください!(タイトル50音順)


「自分をじっくりと見つめ直す、そんな時間が流れるカフェ」

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「しあわせのパン」/三島有紀子・著

仕事、家族、恋愛… 環境の変化は人の感情をいつも置いてけぼりにする。私たちは、ついつい毎日をせかされたように生きてしまうのだ。

この本の舞台となるカフェ「マーニ」に訪れる人たちもそんな私たちと同じような女性だったり、少女だったり、老夫婦だったり。自然に触れ、美味しい料理を食べ、カフェを営む”夫婦”やその常連さんたちと触れ合っていくなかで、彼らはこれまでの生活を見つめ直し、本当の意味で大事にすべきものを自分の中にみつけていく。

人には自分をじっくりと見つめなおす時間が必要なときがある。この本の登場人物は、そういった人間の弱さをよく知っている人たちばかりである。だから、あなたの新しいスタートにこの本はそっと背中を押してくれるはずだ。(ヅメ)

「巡る季節に生かされるままに生かされよう」

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「春夏秋冬土用で暮らす」/冨田貴史、植松良枝・著

あけましておめでとうございます。新しい歳がまたやってきました。健康でつつがなく過ごしてゆきたいですね。

ところで、旧暦という暦をご存知でしょうか?冬至とか夏至とか言われる、二十四節気といった節目などで区切られた暦の事です。いまでも天気の話題など日常会話で使われたりしますね。過去においては、細かく異なるそれぞれの地方の気候気象の変化を踏まえて作られた、各地の地方暦というものもあったそうです。

これら暦は日常生活を送るうえで、言わば指針の様なものだったわけです。それは農作業で作物を育て収穫する日時などの目安になっていただけでなく、そこに住む人がその季節をどの様に過ごせば体調を壊さず過ごせるかなど、ケアの仕方も読み取ることが出来るものでした。 本書ではこれら旧暦の読み方から、節目ごとの過ごし方、食べ物の食べ方、特に今では見過ごされてきた「土用」の過ごし方などが分かりやすく載っています。

旧暦を眺めながら自分自身の観察日記を付けていったら、これから歳を重ねることも楽しくなり、新しい歳も更に新鮮な気持ちで過ごせるかもと思いました。(C.m)

「「仕事の鉄人」になるための一冊」

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「「段取り」の鉄人」/陳建一・著

私たちは何のために働くのでしょうか。人に喜ばれる仕事をするにはどうしたらいいのでしょうか。「中華料理の鉄人」陳建一が仕事とどのように向かい合っているのかを通して、この本は答えを示してくれます。私が本から感じることは、一流の仕事をするには一流の段取りが必要であり、たとえ人と接しない仕事でも、その先にいる人をどれだけ考えられるかが重要だということです。

常に現場に立ち続ける人の言葉だからこそ、私たちに多くのことを考えさせてくれます。これから社会人としてスタートを切る方に是非読んでいただきたい一冊です。

「怖いと思うものに飛び込んでみろ!」

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「強く生きる言葉」/岡本太郎・著

「新しいスタートを切る。」岡本太郎ならきっと、このような言葉は使わないだろう。代わりに彼は言う、「自分に忠実だなんていう人に限って、自分を大切にして、自分を破ろうとしない。大事にするから、弱くなってしまうのだ。己自身と戦え。」と。

怖い。ごまかさずに自分を見つめ、己と戦うことは残酷であり、怖いことである。そのため、自分はもう年だから、才能がないから、環境に恵まれてないから、と理由をつけて挑戦することを諦める。しかし、それで生きている実感ができるのだろうか。本当に生を実感するには、怖いと思うものに飛び込んでみるしかないのだ。

岡本太郎の言葉は、命が宿っていると思うほど、力強さと瑞々しい生命力に溢れています。何を始めたらいいかわからない人もこの本を読んで、自分自身に挑戦する決意をして頂きたいと思います。

「「どうせ無理…」を死語にしたい、著者の体験談」

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「NASAより宇宙に近い町工場 僕らのロケットが飛んだ」/ 植松努・著

自由になりたい、という思いが子どもの頃からずっとありました。でも、一体何から?知らず知らずのうちに、周囲の大人や環境、社会から「失敗はいけないこと」だという考えを刷り込まれてしまってはいないでしょうか。

さびれた炭鉱街からロケットが飛ぶ。そこには感動的な物語ではなく、地道であたりまえなことの積み重ねがありました。たくさんの失敗と心から納得できるひとつの成功が、ほんとうに人生を豊かにするのだと、この本からは伝わってきます。

「普通はできない」とか、「叶わない夢」とか、そういう言葉がとても陳腐に見えてくるはず。子どもから大人まで、経営者から「でも、会社だし」と思っているサラリーマンまで、みんなに当てはまる一冊です。

「あなたのキャリア、デザインしちゃいませんか?」

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「普通の会社員がフリーランスで稼ぐ」/田中美和・著

個人がキャリアのイニシアチブを取る時代が来ています。

フリーランスと聞くと、つい特殊技能を持つ人々を想像しがちですが、この本では、世の中にいる普通の経理、購買、採用、営業、、等々、様々な職種の人々を対象としています。そんな人たちに向けた、フリーランス型キャリア構築論。それは「仕事を軸とした生き方のプロセス」作りでもあります。プロセス作りを確実なものにするためのスキルセットや心構えについて、わかりやすい言葉で丁寧に説いていきます。

新しいスタートに先立ち、この本を傍らに、自分・デザインをしてみるのも楽しいかもしれません。(R)

「今年こそは学級制覇だ!」

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「よいこの君主論」/架神恭介、原辰一世・著

クラスが変わるまであと3か月。もう自分のポジションに嫌気がさしてきた諸君も多いのではないだろうか。 次のクラスこそは、カワイイあの子やイケてる彼と同じグループに所属したい、そして、クラスの人間を自分の意のままに操りたい…

この本は、少年ひろしくんがマキャベリの君主論に則って勢力のバラバラな5年3組を制圧していくという内容である。 ひろしくんたちのストーリーを読み進めることで、あなたはマキャベリが考えた絶対君主に必要な資質を明確に理解することができるはずだ。 ときにはその狡猾さと非道さにおののき、目をそむけたくなるかもしれないが… あなたの君主としての新しいスタートに必読の一冊!(ヅメ)

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